第20回 ITS世界会議東京2013へ参加


 第20回ITS世界会議2013東京が、10月14-18日に、東京国際フォーラム(14日の開会式)、東京ビッグサイト(15-18日)で開催されました。全世界60カ国以上から、16,900人(ビジター13,200人、登録者3,700)の参加者がありました。
 会議の概要は、セッション数250、発表論文数1,000、出展数240企業・団体です。会議の主なトピックは、自動走行とプローブ情報を活用したサービスでした。
 DRM協会も次の2セッションと展示で会議に参加しましたので、ご紹介いたします。

会場入り口




1.スペシャル・インタレスト・セッション
 SIS06:Spatio-Temporal Database for Next-Generation ITS Applications
 (次世代ITSアプリのための時空間データベース)

 オーガナイザ:DRM 専務理事 矢口 彰
 モデレータ:DRM 特別研究員 柴田 潤
 スピーカ(敬称略):
  @重高 浩一:国土交通省 国土技術政策総合研究所 情報基盤研究室長
  AKevin Moran:Senior Manager Solutions Development, HERE Automotive Cloud, USA
  B土居原 健:(一財)日本デジタル道路地図協会 研究開発部長
  CAlexander Bracht:Chairman, ADASIS Forum and Research & Development Telematics RD/RTF, Daimler AG, Germany
  D小林 雅文:住友電気工業(株)ITS企画部 主席

 概要:高度な運転支援システム、路車・車路間や車車間の通信を使う協調型ITS、あるいは高速道路の自動走行(オートパイロット・システム)などの次世代ITSの取り組みが研究ベースから事業ベースへと移行し始めました。このようなITS技術の展開とともにデジタル道路地図にもより高い位置精度、道路線形や勾配、レーンや停止線、横断歩道などより多様な道路形状パラメータが求められています。また、人や自転車、信号の点灯状態、事故、気象現象など時間とともに変化する空間情報も必要不可欠となってきました。こうした時空間地理情報を含むデジタル道路地図データベースは、発展する様々なITSシステムでその役割の重要性が増すとともに、次世代ITSの実現にあたり、より高い情報管理能力が求められています。本セッションでは次世代ITSで使用される最新のデジタル道路地図データベースを取り上げ、現状、役割、今後の普及やメンテナンス方法の考え方、標準化の方向性を論議しました。

スペシャル・インタレスト・セッション



2.テクニカル・セッション
 TS129:Map Database(地図データベース)

 発表者:DRM専務理事 矢口 彰
 論文タイトル:A Quarter of Century of National Road Map Database in Japan and Challenging for Contribution to Advanced ITS

 概要:DRM協会からは、日本におけるこれまでの道路地図データベースの取組と、今後のITS への寄与について報告しました。DRM協会の他に、日本からは九州大学、デンソー、三菱電機、三菱総研から報告され、オランダの1編を加えて6編の技術論文の発表がおこなわれました。

テクニカル・セッション



3.展示
 国土交通省道路局を中心とする「道路グループ」で「Smartway for Open ITS 次世代ITSの実現に向けて」をテーマとするブース展示を行いました。この中で、DRM協会は「地図の高度化コーナ」を担当しました。
 「次世代デジタル道路地図研究会」の提言を受けて取り組み始めた高度デジタル道路情報をパネルとパソコンを使って紹介しました。車線レベルのネットワークについては、ウィービング(織り込み)が頻繁に起き接触事故リスクの高い高速道路の分合流部での注意喚起への応用についても紹介しました。

DRM協会の展示


道路グループ全体


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