研究成果報告

平成23年度の研究助成に選定された研究テーマは、東日本大震災の直後であったことから防災シミュレーションに関する研究が7件中4件あり、震災時の交通流の解析、帰宅困難者の動向解析等、道路網を利用した被災状況の解析に参加者の関心が集まり今後の防災分野への貢献が期待されます。このほか交通事故防止、環境推計システムへ活用方法の提案、シミュレーション活用等の分野においてもDRM-DBの活用が期待される発表がありました。聴講者は官・民・学・自治体から91名の参加があり、質疑も活発におこなわれ、大学等の研究機関との交流を深めることができました。

〔研究代表者及びタイトル〕

  • 芝浦工業大学 岩倉 教授
    震災時のグリッドロック現象に着目した都市内道路ネットワークのボトルネック構造の解明
  • 京都大学 谷口 教授
    デジタル道路地図を活用した震災時における動的配車配送計画に関する研究
  • 流通科学大学 三谷 准教授
    デジタル道路地図の活用による出合頭事故防止のための一時停止支援の高度化に関する研究
  • 東京大学 大口 教授
    DRM標準フォーマット21の交通流シミュレーション活用に関する研究
  • 千葉大学 山崎 教授
    地震の発生時間を考慮した首都圏広域交通シミュレーション
  • サレジオ工業高等専門学校 島川 准教授
    環境負荷の推計のために非幹線道路の自動車交通特性をデジタル道路地図を用いて推定する方法の開発
  • 名古屋大学 山本 教授
    大規模災害発生時の帰宅困難者と交通渋滞の予測及び帰宅支援策の検討
質疑応答
会場風景

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