特徴

当協会のデジタル道路地図の特長として下記の事項が挙げられます。


  • 1.ネットワーク表現に適したデータ構造であり、コンピュータを用いて距離や時間等を最短にするような経路探索が可能です。
  • 2.都道府県道以上の基幹的な道路はその供用開始などに先がけてデータの更新を行っています。これらのデータは道路管理者から提供される工事用図面などを基にしているので精度が高く、その他の項目については国土地理院による基盤地図情報の更新に合わせて更新を行っています。
  • 3.位置的データの他に当該道路の管理者、路線番号、幅員、橋・トンネルなどの道路構造物を始めとする多くのデータを保有しています。
  • 4.データベース標準(注1)を制定・公開するとともに、当協会が独自に付与するノード・リンク番号は官・民が共有しており、この番号を通じて工事・事故・渋滞等の道路交通関連情報のやり取りが行われています。当協会のデジタル道路地図は言わば官・民の諸情報交換の共通基盤であり、オーソリティデータベースとも言われています。

(注1)現在、データベース標準には「全国デジタル道路地図データベース標準」と「DRM標準フォーマット21」の2つがあり、当協会のデジタル道路地図データベースは、それぞれの標準ごとに作成されています。

デジタル道路地図で描いた新潟市内