デジタル道路地図データベースの利用

データの整備状況

 当協会のデジタル道路地図データベースは、A版(現標準:日本測系)とB版(DRM21対応:日本測地系、世界測地系)で整備しております。

 A版は、文字コードがShift-JIS及びEBCDICの2種類で整備されており、その1データ:道路ネットワーク、その2データ:道路管理関係属性、その3データ:路線データ、標高データ(Shift-JISのみ)として整備されています。

 B版は、2003年に制定されたDRMの標準フォーマット形式です。A版(現標準)がテキストで記述されていることに対し、バイナリで記述されており、サイズがコンパクトです。データの内容は現標準の「その1」と同じで標高無し2次元データと標高付き3次元データとして整備されています。

 ※3503版以降の全国道路・街路交通情勢調査(旧:道路交通センサス)は、令和3年度版になります。

利用状況

 当協会のデジタル道路地図データベースは、国・地方公共団体等の道路管理者や民間のカーナビゲーションなどに広く利用されております。

 道路管理者には、道路の調査・計画、道路管理、交通安全、VICS、道路情報システム、道路防災、特殊車両通行許可申請システム等、多くの場面でご利用頂いております。

 また民間では、カーナビゲーションを始め、電子地図、車両運行管理・物流管理など各種業務システムの地図基盤として、大手地図会社を始め、自動車メーカー、家電・重電メーカー、物流ソリューション、建設コンサルタント等、国内数十社の提供先にてご利用頂いております。

利用手続き及び料金等

 当協会では、道路の新設・変更に伴い、毎年データベースの整備・更新が必要となりますが、必要なメンテナンス費用を利用者である国および民間の双方に公平にご負担いただいております。 利用料金などの費用につきましては、ご利用者の所属する団体、目的によって異なります。

 企業・法人のご利用者については、データベースの利用料金は、「年間利用料」と、「二次的著作物のロイヤリティ」からなっています。 「年間利用料」は毎年一定ですが、「二次的著作物のロイヤリティ」は、収支相償の考え方に基づき、収入トータルがデータベース整備に必要な費用となるように、数年ごとに単価を設定しておりますのでご注意ください。

 また、一定の要件を満たす大学等の研究用に、データを無償で提供・貸与しております。ご希望の方は下記までお申し込みください。下記に当てはまらない場合は、「国又は地方公共団体等(道路管理者以外)」をご参照ください。

DRM-DBサンプルデータ

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                    〈試験運用〉

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